令和6年2月14日(水)に9名の方にご参加いただき、「親の代わりに通訳をしている子」をテーマにオンラインサロンを開催しました。
第2回のサロンの内容をまとめたグラフィックレコーディング(GR)
サロンの中では、外国人を取り巻く問題として、病院の受診や学校の懇談会、年金や各種手帳の手続きなど様々な場面で関わる中で、【外国籍の方の困ることは日本時の困ることと一緒】であるとの声が聞かれました。
また、長野県社会福祉協議会ではR5.11月から親の代わりに通訳をしている子どもの負担を軽減するため、「通訳派遣事業」に取り組んでおり、R6.1の3か月で約20世帯で50件以上の利用があったことに触れ、これまでお金がかからない、手間もかからないために子どもを連れていくことが当たり前であったことが実は、①【学校に行くことができない ”時間”】、②【通訳の「答え」と「結果」が精神的なプレッシャーと責任が重い】ことが明らかとなってきました。
当事者の方はまずはどんなことに困っているのかを身近な誰かに相談することが重要であり、支援者の方々は使える情報や制度などを当事者の方にお届けすることを通して、気づきを促すことが必要だと話されました。