2024.6.24「ひじ研」in松本

ひきこもり実践研究会(通称「ひじ研」)第1シーズンが今年も始まりました。松本会場を皮切りに、県内10圏域の保健福祉事務所をまわるキャラバンです。3年目の各地の様子をお伝えしていきます!!

全国146万人のうち2割は氷河期世代

 

「いきづらさ」は言語化できない

当事者の想いを真ん中においてきた研究会。今年も、hanpoの皆さんが語ってくれました。

自分の「いきづらさ」に名前がついていない、言語化も数値化もできないから「説明ができない」「わからない」という辛さがある。だから、支援者も当事者もお互いが「わからない」という所からはじめる。「わからない」から知る、時間をかけて理解する。そして、つながっていたいと思う関係性を築いていく。このプロセスがありがたいというお話でした。

実は「いきづらさ」を抱えて言語化できず、孤立している支援者も多いという発言がありました。「いきづらさ」は特別ではなく、常に隣にあることを認識することで「わけない」「わけられない」につながっていくそうです。

グラフィックレコーディング