長野県内の主任児童委員を対象に、県内4会場で「ヤングケアラーの支援をみんなで考える研修会」を開催し、334名の主任児童委員の皆様と一緒にヤングケアラーの学びを深めました。
当日は、長野県スクールソーシャルワーカーの皆さんにもご講義をいただき、「スクールソーシャルワーカーの役割」を学びました。
グループワークでは事例学習として、「小学校5年生の不登校児を抱える母子世帯への関わり方について」、それぞれ登場人物になりきりながら、「私だったらどう思うか」ということをグループ内で出し合いました。その後、「主任児童委員としてどう関わるか」ということを皆さん熱心に議論されている様子がとても印象的でした。
活発に意見を交わしている様子がとても良く、「色々な地区の主任児童委員の関わり方を聞くことができてよかった」、「つなぐことが役割だが、つながり方を考えると改めて難しいと感じた」「これまではヤングケアラー本人が可哀想だと思っていたけど、母の気持ちも考えてみると色んな考え方があると知った」などのご感想をいただきました。