2024.10.10 小諸市要保護児童対策地域協議会代表者会議でヤングケアラーについてお話しさせていただきました

10月10日に小諸市要対協代表者会議にて「長野県におけるヤングケアラーの現状と支援について」と題してお話をさせていただき、要体協の構成員や市職員の方々など32名の皆さんとヤングケアラーの学びを深めました。

当日は、小諸市要体協の取組についてもお話をお聞きし、母子保健と児童福祉の一体的な実施を目的として、佐久圏域でいち早い令和6年4月にこども家庭センターを設置されたことをお聞きしました。

加えて、児童虐待が全県的に右肩上がりのなか、市町村で家庭を支える機能についても期待が寄せられているとのお話がありました。

ヤングケアラーの現状の話のなかでは、県内の相談事例として、「シングルマザーで精神不調な母とひきこもり傾向の兄、不登校気味の妹の三人世帯の支援事例」などについてお話をさせていただき、参加者の方からも「子ども中心の支援だけだはなく、世帯を対象に重層的支援体制のっ視点をもって、多機関連携で支えていくことが必要」とのご意見もありました。

複合的な課題を抱える世帯に対して様々な機関や立場の方が連携しながら支援に係る体制をぜひ期待したいと感じました。