10月25日に長野市篠ノ井地区ケアマネジャー連絡会にて「ヤングケアラー支援をみんなで考える研修」を行い、地区のケアマネジャーさんや地域包括支援センターの職員の方々など24名の皆さんとヤングケアラーの学びを深めました。
当日は、ヤングケアラーの概要などをお話しさせていただき、ケアマネジャーとして世帯に関わる際に、ケアをしていることが問題ではなく権利が守られていない状況について、気づいていただくことが重要であることをお話ししました。
また、グループワークでは「若年性認知症を患う父と外国籍の母を持つ高3受験生のケアラー」の事例学習を行い、それぞれの登場人物になりきることで、それぞれが不安を抱え、相談できる人が身近にいないことが意見として挙げられました。
参加者の方からは「今すぐに解決しなければならない課題と、これから起こりうる課題を見極めることが必要」、「本人を中心に意見を聞きながらキーパーソンを探していく」、「介護保険の対象者だけではなく、本人をとりまく家族の関係者にも協力を依頼していく」などのご意見もありました。