11月26日に長野市豊野地区ケアマネジャー連絡会にて「ヤングケアラー支援をみんなで考える研修」を行い、地区のケアマネジャーさんや地域包括支援センターの職員の方々など14名の皆さんとヤングケアラーの学びを深めました。
当日は、ヤングケアラーの概要などをお話しさせていただき、ケアマネジャーとして世帯に関わる際に、現在ケアをしていることが問題ではなく権利が守られていないことが重要であることををお話ししました。
また、グループワークでは「若年性認知症を患う父と外国籍の母、今後介護が必要となる祖母を持つ受験生ケアラー」の事例学習を行い、それぞれの登場人物になりきることで、それぞれが不安を抱え、相談できる人が身近にいないことが意見として挙げられました。
参加者の方からは「世帯のすべての人が誰に相談すれば良いか悩んでいる状態で、色々な人を巻き込むことが必要だと感じた」、「本人の意思が確認できるうちに早く意向の確認をしておくことで能力低下後の支援の方向を決めることができる」などのご感想をいただきました。