「身寄り問題を考えるセミナー」を開催しました

 令和7年3月10日(月)松本市にあるキッセイ文化ホールにて開催しました。当日は、自治体職員、地域包括支援センター職員、社会福祉協議会職員、専門職、民生委員、一般の方など「身寄り問題」について関心を持っている171名に参加いただきました。

 まず、株式会社野村総合研究所の沢村氏から身寄りがないことで起こってくる可能性がある課題について整理いただくとともに、実態把握調査などを踏まえた支援の課題等について報告いただきました。その後、「身寄り問題に対する連携のあり方を考える」をテーマに、司法書士、社会福祉士、行政書士の方に登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。そして、最後に今後の展開として、支援の連携を推進するためのガイドラインづくりを地域ごとに進めていく方向を提案し、実際に作成した南箕輪村の取組みをご報告いただきました。

 たくさんの地域から様々な立場の方々にご参加いただき、改めて「身寄り問題」に関する課題が各地で顕在化してきていることを実感しました。引き続き、皆さまと一緒にこの課題について考えていきます。