社会的養護出身の若者たちの住まい、就労、お金などの困りごとを、包括的なネットワークにより支援するプロジェクトです。
課題をなんでも受け止める「なんでも相談」、住まいの相談に加え、緊急で宿泊できるスペースの用意、仕事の悩みに対する相談と就労支援など。様々な生きづらさを抱えた若者への応援の輪を広げます。
最近の活動報告
What’s the Project
このプロジェクトのご紹介
どんな「気づき」を見つけたの?
社会的養護出身の若者たちは、18歳で独り立ちすることを求められ、住まいやお金、仕事などで困ったときに頼れる人が少ない、厳しい環境に置かれています。
長野県社会福祉協議会では、令和3年度、災害復興を目指す長野市北部地域の人材不足を補うため、シェアハウスを確保して「かりぐらしプロジェクト」に取り組みました。コロナ移住希望の若者の利用を想定していたところ、予期せず、県内の児童養護施設出身の若者から複数の相談がありました。
コロナ禍で住み込みの仕事を失い、知人宅に泊まっている…というほぼ同じ内容のSOSが、北信、中信、東信からあったのです。
誰と一緒に、共有・研究・創造していくの?
【なんでも相談】社会福祉法人 長野県社会福祉協議会
【在園児・卒園者サポート】一般財団法人 長野県児童福祉施設連盟
【住まいサポート】株式会社レントライフ
【ボランティア活動サポート】特定非営利活動法人 NPOホットライン信州
【就労サポート】長野県飲食業生活衛生同業組合
【学習サポート】株式会社アサヒエージェンシー
一緒に活動しませんか?
ビジョン《目指すこと》、ミッション《役割》は?
様々な生きづらさを抱えた若者への応援の輪を広げます。
誰を応援するの?
- 児童養護施設や里親などのもとで育ち、社会に出て様々な困難を抱えている若者たち
- 多様な生きづらさを抱えた若者たち
具体的な実践内容は?
なんでも相談
課題をなんでも受け止めて他機関と連携しながら支援します。
幅広い若者を対象に、住まい・仕事・お金などの「なんでも相談」を受け付けます。
TEL 026-226-1882
長野県社会福祉協議会 若者サポートプロジェクト事務局
受付時間 8:30~17:00(土・日・祝はお休み)
- 生活課題を抱えながらも、福祉の支援を受けていない方に情報を届け、自団体や公的機関の支援を通して生活課題を解決しましょう!
- 就労支援、居住支援などの多機関と協働して支援のコーディネートを行います。
住宅支援
住まいの相談に応じます。緊急で宿泊できるスペースも用意しています。
- 緊急宿泊スペース 原則 1泊500円 1ヵ月まで。
- 居住支援法人と連携して、相談者の住まい確保を支援します。
- 保証人や初期費用がなくてもOKのアパートを紹介します。理解ある賃貸事業者の輪を広げます。
社会福祉協議会や児童福祉施設の保証サービスの拡充を図り、「保証人」の慣習のために、未来を阻まれる若者たちへのサポートの輪を広げます。
就労支援
仕事に関わる悩みをお聞きし、一緒に考えましょう。
- プチバイトやお仕事体験の場を提供します。
- 住まい付き雇用、資格取得支援などが受けられる企業を紹介します。
- 多様な働き方ができるよう協力企業を開拓します。
どこでも実家
地域で子どもや若者を育む・見守る ネットワークづくり
- 若者の「子ども食堂」へのボランティア参加促進
- 子ども・若者学習支援プロジェクト
- 「(仮)あんしん未来パスポート」の検討
若者サポートステーション、生活就労支援センター「まいさぽ」などの支援機関と連携しながらサポートの輪を広げます。
事務局の連絡先は?
社会的養護出身の若者サポートプロジェクト事務局
〒380-0936 長野市中御所岡田98-1 社会福祉法人 長野県社会福祉協議会 内
TEL:026-226-1882
FAX:026-227-0137
Mail:wakasapo@nsyakyo.or.jp